
2021.06
2022.05.20
メディアアーティストとして多方面で活躍する、ご存じ落合陽一さんが主宰する会議体「Table Unstable(TU)」が実施するプロジェクト「Summer School/サマースクール(SS)」。「ミライの研究者」の養成を目的に、落合さんをはじめとする業界の第一線で活躍するサイエンティスト・テクノロジストが小学生に直接指導する課外プログラムです。
今回は、ロボットトイ「toio」を教材に「ロボット工作を通じてプログラミングを学ぶ」というテーマで、3日間のツアーとしてサマースクールを実施しました。
※ロボットトイ「toio」とは… 株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメントが開発した、子どもたちの創意工夫を引き出すキューブ型のロボットトイ
当日は全国各地から約50名の小学生が会場・KDDI維新ホール(山口県)に集結。スクールは落合さんの「遊びましょう!」のひと声から始まりました。遊びから学びに、そして学びをスキルにつなげてほしいというのがスクールの核。子どもたちは「ロボットトイ『toio』を使って遊びを考えましょう!」という課題に対して、相撲を取らせる、迷路をさせる、絵を描かせるなど、楽しみながら自由な発想でロボットのプログラミングに挑戦しました。
最大のポイントは、落合さん率いる、その道のプロたちで結成された最強講師陣たちから、直接学べるということ。顔ぶれは、きゅんくんさん(ウェアラブルエージェントクリエイター)、磯山直也さん(奈良先端科学技術大学院大学)、石井晃さん(ゲームクリエイター)、鈴木一平さん(筑波大学大学院)、田中章愛さん(株式会社ソニー・インタラクティブエンタテインメント)と、いずれも現在、業界の第一線で活躍する専門家たち。参加者を数名ずつのグループに分け、各グループに講師がつくため、しっかりと目の行き届く状態での指導が実現しました。
1日目はロボットトイ「toio」のプログラミングスキルを習得。2日目は、「『toio』を使って考えた遊び」を発表するための動画撮影・編集に挑戦。最終日は、前日に撮影・編集した動画を見せながら、自身の取り組みについてプレゼン発表するというのが、3日間のプログラム。
「『toio』を使ってどんな遊びを考えたか」「どんな人に遊んでほしいか」など、自分の考えを伝えるということを目的に、動画制作やプレゼンに挑み、参加者全員がまるで世界的企業のCEOのように堂々と3日間の成果を発表しました。
また、事前のアンケートで全参加者のプログラミング経験・レベルを把握したうえでグループを振り分けることで、子ども同士でわからないところを教え合うことができ、コミュニケーション力も育成されました。
【実施日】2022年4月29日(金・祝)~5月1日(日)3日間
【実施場所】KDDI維新ホール・会議室(山口県)
【旅行代金】■県内小学生のみプラン(山口県内の小学4〜6年生 ) 日帰り×3日間 おひとり様25,000円
■県内小学生及び保護者様同行プラン(山口県内の小学4〜6年生&保護者様)日帰り×3日間 おふたり様35,000円
■県外小学生及び保護者様同行プラン(山口県外(全国募集)の小学4〜6年生&保護者様)2泊3日 おふたり様55,000円
【講師】落合陽一、きゅんくん、石井晃、鈴木一平、田中章愛
【主催】落合陽一、シビラ株式会社、森ビル都市企画株式会社(KDDI維新ホール指定管理者)、株式会社角川アスキー総合研究所、株式会社電通グループ
【共催】山口市
【協力】ソニー株式会社、株式会社ソニー・インタラクティブエンタテイメント
【旅行企画・実施】株式会社クールジャパントラベル
【受託販売】WILLER株式会社